Cisco Packet Tracer(すごい)

CCNAの試験が大きく変わるらしいこのタイミングで、なんらかのCISCO系の資格を取ろうと思う。

背景としては、情報処理のセキュリティ系の資格を取得するにあたりベーシックなNW系の知識が無いと

理解に非常に時間がかかる、つまりは基礎力が不足しているケースが増えているためだ。

Cisco Packet Tracer というツールがCISCOから出ている。

無料でコマンド入力から簡易的なNW構築までを勉強できるらしいという話を聞いたためさっそく登録してみた。

WindowsMac向けだけではなく、モバイル(iOS、Andoroid)やLinux用もある。

何日か使ってみた状態での感想としては簡易なコマンド入力と応答の確認だけであれば十分なものだった。

スイッチの設置からコンソールアクセスまで数秒ででき、初期設定も不要だ。

なお残念なことにWebにあるチュートリアルは全編英語なため、多少の英語力、

といってもおそらくTOEIC500程度の読解力と英語アレルギーが無いというのが条件になる。

仮に英語アレルギーがあるか、壊滅的に英語が理解できなくてもビデオがあり、PC初心者でなければインストールまではたどり着けると思われる。

シミュレーター内で設置できるCISCOルーターやスイッチ以外にも、PCやIot、その他様々なデバイスを配置できることになっている。

各機器も、物理的な結線やスイッチのオンオフ、各機器上でのGUIでの設定等を再現してある。

まだ試せないが、チュートリアルによると、ざっくりと中小企業レベルのNW構築(拠点間含む)を仮想構築できるのではないかと思う。

これはすごい。

この手のシュミレーターは自分の学生時代は完全有料なレベルだったし、ここまでの完成度は無かった。

感動すると同時に英語学習の恩恵、英語圏の学習環境の脅威等いろんな感情が出てきた。いい体験ができたと思う。